水曜日

緊急事態発生後1週間になる。今日もほとんどの時間はその対応に費やした。順調にいけば、明日で僕らができることは全て終了し、結果待ちになる。最後まで気を抜かずに対処しよう。と、いいつつ、ゴールが見えてきたので、かなりほっとしてきた。この1週間は、(自分でいうのも変だが)「超人モード」で動いていた。また、僕の他に関わっている人も最大限の踏ん張りで今日まできている。(全部がうまくいくまで匿名。)こういう事態を招いた僕らは、決してほめられたことではないけれど、この1週間の非日常的経験は、きっとプラスになると思う。

そういう事態なので、色々な「仕事」の多くは、pending になっている。なんとか週末にとりもどせたらいいな。また、定常分布の表現、、などという牧歌的なテーマとの格闘はふっとんでしまっているが、これは学会で喋るに実にまずい。(あ、笹本さんたちのpreprint がでている。面白い仕事をまとめられたようだ。千葉にこられて、近くにいるのにまだ訪問したことない。)

太田君に、夏休みの自由研究について聞く。歩きながら僕もぼちぼち考えていて、問題の難しさは認識していたので、「うまく、いかんやろ。」と声をかけると、「パンクしそうです。」という返事だった。簡単に理解されておかしくないことに対して、それを解析する手段が自明にないとき、どこからどうやって考えればいいのか、徹底的な試行錯誤の経験はあとで生きると思う。研究は、うまくいかないのがデフォルトだからなぁ。