火曜日

うー。緊張が続く。ええと、研究生活に関して「予期せぬこと」が絶妙なタイミングで発生したために緊張した日々をおくっているだけで、非学問的に難しい仕事に関わっているわけでも、家族等のトラブルに関わっているわけでもないです。心配している人もいるかもしれない。いずれ、全部が落ち着いたら、ひとつの経験として書くかもしれません。

しかし、色々な側面で「予期せぬこと」に遭遇すると、いわゆる「肝のすわりかた」がわかる。僕は、悲しいかな、ちょっとしたことで、心拍数はあがるし、おたおたするし、まったくだめである。大きな組織の長とかリーダーになる人と普通の人とのもっとも大きな違いは、肝のすわりかたであり、何度かそういう機会を生でみてきて、なるほど凄いなぁ、、と感心してきた。(むろん、それだけではない。たとえば、優れたリーダーほど、末端の人たちまで記憶している、というのもある。人間を記憶するのは組織運営上きわめて大事なこと。)

もちろん、それでも、小心物は小心物なりに、おたおたしながら「予期せぬこと」に対応しないといけない。そのとき、小心物であることを明示的に自覚するようになって、多少はましになった気がする。「なるようにしかならない」とか「たいした問題ではない」とか「やれることを精一杯やる」という常套句は、勿論、連発して言い聞かせるのだが、大きな効果はない。(いわないよりいうのがいいが、あんまり言い過ぎるとよくない。)結局、無心の状態で自分の全力を尽くせるようにすればいいのだ。自分の力量を超えたことをしようとするとこけるから。あれ、なんだ、研究と同じではないか.... 。とぐちゃぐちゃ書いていたら、少し落ち着いてきた。

みやま君の状況を聞く。うむうむ、準備はほぼ出来たようだ。あとは、paper level にもってくれば第一段階終了だな。この時点まで僕の寄与はゼロだが、実は、ひそかにバックグランドでこの次の手たちをあれこれ考えていた。少しだけその話をした。全部課題にとりいれたらパンクするだろうから、まぁ、ゆるりといこう、、と。それでも、第一段階が終了しても、ちっとも休む感じにならない気分になるのは大事だと思う。研究には波があり、みやまくんは、今年度、上昇曲線に乗り続けるようにしたいから。