月曜日

何ともうすぐ9月が終わる。余りにもバタバタしているのだが、決断をひとつして意図的に余裕を作った。(大袈裟なことではない。科研費を出さなかっただけ。(今、新学術と萌芽をもらっているので)まだ基盤を出せるし、出したいテーマはあるし、夏に大体のスケッチは考えていたのだが、ここでこの時間をねん出するのは負荷が大きいのと、通ったあと来年度はパンクしそうなので、もう一年辛抱してからにする。来年の今頃は重なって大変だろうけど、さ来年から厳しくなるし。)

この1ヶ月で推薦書を3通書いた気がする。やや季節はずれでややヘビーであった。査読はコンスタントにきているが、おそらく、今年度は昨年度の半分以下になっている。(ちゃんと数えていないが。。)何でだろう。非平衡ゆらぎのバブル崩壊したか。大量に届いている各種ノートはまだ消化できていない。(少しづつ考えているが。。)やっと上田君の論文と完全に向かい合っている。11月中旬投稿が目標かな。(非平衡ランジュバン系における経路凝縮 という題名だが、誰も見たことないものを説得力ある形で出せていると思っているが、どうなるか。。)

1週間滞在しているたかべさんからは、ある種の最適化問題について集中的に教わっているが、うーむ、あと一歩のあたりで良く見えない。自分が素人すぎる、というのはそうだが。。それでも、最適化問題は今のところ自分のメインの研究テーマでないが、最適化問題に絡んだ諸々はそのうちに取り組む可能性はあると思っている。(ただ、量子アニーリング云々は自分では絶対にやらない。最終的に意味があるかどうかはともかく、グーグル参戦とか最近の流れは奇妙で要注意だと思っている。)

大域結合XYLangevinの臨界緩和実験のプログラムを書いた。緩和時間の発散を係数までこめて理論的に計算できる、と思っているのだが、本当かどうかちゃんと数値的に測ってみよう、、と。もし、あっていれば、(非平衡統計の知見を使う)考え方や計算方法が面白いので論文に出しておこうと。(NJP の特集号向け。)違っていれば困ったことになるが。。いや7月の計算が間違っているということなので必死で検討しないといけない。。1週間くらいで結果はでるだろう。