火曜日

8月前半(15日)までに終わらしたいことのうち、自分の研究に遠いものから順番に片付ける。特に推定20時間弱の予想だったが、とろとろして30時間弱かかった資料づくりとかもあったので、終わったつもりになったのは今日の夕方だった。こういう仕事処理能力がもうちょっとあればいいと思うが、そんな能力は僕のスタイルでの研究とは直交している。それでも自分の研究時間を確保するためにも頑張る。。

残りは査読2本と書き原稿多数(うち8月締切4本という..)なので、まずは査読を綺麗にするのが筋だが、色々な事情があって気力がでなかった。そういうわけで、夕食後は、逃避行動で論文を読んだ。だいそん先生たちのゲーム理論の論文である。昨年話題になったので、存在は知っていたが、なんとなく積読だけだった。とある事情もあって最近持ち歩いていたし、よし読むか...と読み始めた。面白いというか、何というか、不思議だ。動機のひとつは、制御とか情報とか..ほれ ... 研究会でもたくさん話題になったけど、そういうのが「本当に」自然法則と結びつくのかどうか、歴史的にこれまで繰り返し話題になってきたけれど、今回のブームで今までと違う面が分かるのかどうか..僕なりに色々な角度から考えている、という影響もあるかな。まぁそんな動機はおいといて、単純に面白い。すぐに考えたくなることもある。ま、ちらちら考えよう。

ところで、ゲーム理論を勉強したとき、この方向で戦略をつくるとか思いもしなかった。数学は決して難しくないし、言われればすごく簡単な話である。でも、言われる前だと全く思いつかない。こういうのを独創的な仕事というのだろう。こんな研究をしてみたいものだ。