土曜日

12/16から福岡で日韓交流事業があって、今日はスライドをつくるためにまとまった時間をとれる最後の日だった。研究が更新できていないので、主要部分は同じだけど、イントロ部分10枚を新たに書く予定にしていた。その構成は今週ときどき考えていて、昨日の論文をたくさん落としたのもその関係からである。のりとしては、「かうつまんの問題提起」を「るえるの提案」にそって「わんぐのタイル」に「でりだのREM」を融合させる - という整理をしてみた。イメージとしてはそんな感じだが、その整理をきちんとするのに時間がかかった。(かうつまんの論文をちゃんと読んで、彼の主張を正確に理解しようとしていたし。)まだ改善の余地があるかもしれないが、今回はこのあたりが限界かな。

るえるは、僕が4回生のとき、ちょうどその頃出版されたReview of Modern Physics の論文を勉強したので、僕にとってのカオスのふるさとでもある。そのレビューにある諸々からカオスを勉強しはじめた。(なぜ、そのreview を選んだのか覚えていない。たまたま図書室でみて、生協でコピーした。勿論、講義ともセミナーとも全く関係ない。蔵本方程式を知ったのもそのレビューからだった。)今回のぴゅあがらすの問題意識にカオスの意識はもちろん関わっている。テクニカルには直接ではないけれど。「T^3 タイリングつくって、摂動入れれば、不規則タイルじゃん」というのも2年前に考えたが、これは、昨日の日記で貼った、るえるの論文には明示的に書いてあった。そりゃ、るえるなんだから、当然だ。(4回生のとき、るえる=たーけんす論文も必死で読んだ。読んだだけで理解したとは言い難いけど。)

こういう整理をしていると、やっぱ不満だな。もうちょっと理論的に何とかならんかな。折角いいところまでいっている気がするのだから、あと一歩踏み込んで、るえるさんに論文を送れる程度にバージョンを上げたい。