月曜日

金曜日に読み始めたロビンソンの論文は、昨日までに、読みたかった部分の骨子は読んだ。あとのディテールは、中々面倒というか、その世界特有の地道な作業があるのだけど、当面はパス。

それはそれで面白いけれど、やはり、どうも違う。今朝の電車で、ふと、考えないといけないのは、「微小なノイズが入っても安定に計算できるかどうか」で、そういう方向の最近の研究はどうなっているんだろうと気になった。朝、ざざーとコピーして、ざっくりと見た。中々面白い。21世紀に入ってもゆっくりと進展している。でも、どうも、一般論、形式論で言える命題の提示だから、どうもピタッとこない。自分で例題を作ろうか。

帰りの電車で考える。やはり、計算可能性路線は関係ないことを再認識した。むしろ、「ノイズなしでは止まらずに計算しつづけて、ノイズが少しでもあるとほぼ確実に(間違って)止まってしまう」ような例を作ることに相当するんだよなぁ。。。ふむ、と例題を作り始めた。見込がありそうな候補がひとつ。とある整数論的命題が真か偽が分かればいいのだけど、25時現在、分からない。これのタイル版だと、3色7タイルか。うーんんん、12月に考えるべきだった模型だな。記憶のある限り、この模型は検討していない。(証明する前に、計算機実験で見てもいいのだろうけど、ちょっと今その時間はない。)

というように研究もどきは一応ノンゼロだが、ほとんどの時間は色々と違うことをやっていた。こなした仕事の種数は非常に多い。