月曜日

講義の90分立ちっぱなしはちょっとまだ無理だった。講義後も堪えた。。

予定があれこれ狂って諸々が重なって、想像を絶する分量の案件がこの1ヵ月に入ってしまった。

Ohata-Sasa論文:簡潔な話なのでレターで出版する予定で調整をすすめている。投稿先が問題だ。数理技法のアピールとしてJ. Phys. A のFTC か、こういう話題にふさわしいEPL か、受理された場合にアピール性は高いが近年益々薄っぺらな論文が増えているPRL か。

もともとの題材がマニアックなので、どうやってもPRL向きではないように思う。実際、T=0/RFIMについては、ある程度のまとまった研究グループはあるけれど、PRL 論文は少ない。となると、EPL が順当だが、マニアックマニアックと自分たちで言っていると、何だか虚しくなってきたので、「出来る限り一般性を意識した草稿を作る」ことに挑戦するのがバランスとしていいような気がした。T=0/RFIM の世界では非常によい結果ということに間違いはないし、大きな問題の中に位置づけることで意識上の閉塞感が多少ましになるかな。

そういうこともあって、クリスマス投稿予定を目標に、一般性確保のための議論を太田君と重ねてきた。今日は、タイトルを工夫するために頭をひねる。今日残った案は、"A universal form of slow dynamics in a zero-temperature random-field Ising model" 。うん、マニアックであることは隠すことなく、自分たちのやったことをもっとも一般向けに適切に表現している気がする。

まぁ、やれることはやったかな。次第にスローペースになるだろう。