火曜日

どたばたしていて、2点やろうと思ったことを忘れてしまった。

"動力学の粗視化テクを磨こう"企画:もっとも簡単な例として、on site 周期ポテンシャル+外力のランダムウォークを時間間隔Δtで観測したときの平均速度の確率分布のlarge deviation (LD)を求める。(ここ数年一部ではやっている)カレントのLDの超初歩版だが、こういうのから積み上げないとね。このLDは、遠くからみたときの、実効的な動力学になっている。とはいっても、具体的に計算するのは10分や20分で出来るわけではないし、僕はまだ計算したことがなかった。(いつかやりたい、、とは思っていたけれど。)議論の流れで、根本君が練習もかねて計算することになったが、相当にすばやく完了した。素晴らしい。

午後、柳田さんのセミナーにいく。「増えない細胞」に興味があったので、雰囲気だけでも..と。生物学研究としてのメインの遺伝子同定前の現象の提示が非常に面白かった。グルコース濃度を変えたときの応答ではある種の”間欠的ゆらぎ増幅”への転移が見え、窒素源枯渇環境での振る舞いは...うーんどう考えればいいんだろう。変身+記憶に見えてしまうけれど、単なる双安定スイッチかもしれない、、などなどの案が頭に沸いたので濃度依存性のことを聞く。答えに驚いた。そうか、やはり進化してできた奴だからなぁ。