火曜日

今日の課題:昨日の悶絶歩き90分をどうするのか。朝起きたときの様子は、昨日より悪い。そりゃ、そうだ。昨日痛めつけたのだから悪化したんだろう。自宅休養も考えたが、何とか試行錯誤をしていくことにした。鞄には(途中で座れるように)portable の椅子まで用意して。

結果、品川から研究室までの徒歩区間;行き25分、帰り18分。帰りの品川駅など、疲れて歩いているときと変わらないくらいの速さで歩いた。もちろん、全区間で痛みはなし。調子にのって、千葉の駅から自宅まで車で迎えにきてもらうのを断って歩いた。(これは余分だった。思ったより遠かった。)

これだけうまくいくと嬉しい。アイデアの種:座ったら全く痛くない。(ネット情報によると)自転車には乗れるらしいし、それは治療にもなるらしい。アイデア:「うーん、そうか。じゃ、座ったまま歩けばいいんだ!」アイデアの実装:空気に座ったふりをして、足を動かす。ゴリラが歩いている感じかな。朝はまだ調子が十分につかめなかったが、帰りにはかなりマスターした。勿論、息は切れるし、汗も大量にでる。研究室についたときも、自宅についたときも、「着いたー」と倒れた。でも、昨日の、「あぁ、つ..い..た...ぁ」とは全く違う爽快な気分だ。

さらに、朝の自宅を出る前と夕方の研究室を出る前に、秘薬をぬった。これは素晴らしい温熱効果をもたらして、動きをより一層スムーズにしてくれる。(物理療法と温熱療法を同時に実現しているようなものだ。)この秘薬は、講義を受けている学生にいただいたもので、全く感謝のしようもない。

治ったわけではないが、これで痛みを伴って苦しむことはなくなった。昨日は、大学に行く頻度を大幅に減らす具体案を考え始めていたが、当面はリハビリも兼ねて大学に行くことにした。明日は別の病院の診察を受ける。

研究日記でなくて闘病日記だが、何となく研究っぽい。アイデアがうまくはまったみたいだ。「脊柱管狭窄症め、絶対に倒してやる!」と力んだって何一つよくならず、自分が今出来ることは何かを真摯に考えて、それを全力でやるしかない。研究と同じ。