月曜日

品川から研究室まで片道合計15分の徒歩区間に45分要する。しかし、これで症状は完璧に把握した。「間欠性はこう」とよばれるらしい。30メートルくらいは歩けるけれど、そこで動けなくなる。朝はその後はのたうって引きずるように歩いていたけれど、帰りみちは、そうなったら休んでまた30メートル歩くのを繰り返すことにした。帰宅して、自分なりに調べた。間欠性はこうには動脈硬化系統もあるけれど、簡単な試験でそれは却下されたので、残る答えは一意で、脊柱管狭窄症しかない。(内容は医者の説明と大きくは違っていないけれど、病名と症状をいってくれなかったので、疑義を生んでいた。)そうと決まれば、やれることを順番にやっていくしかない。そんなに早く治るわけでもない。いくつかのことを考え始める。今日、複数の学生があれこれと心配して情報を教えてくれた。全てだめなら手術だが、それまでにやれることを模索する。

また、やってはいけないことも把握した。寝っころがって勉強するのは論外だった。実は、先々週の土曜日、先週の日曜日、火曜日は、論文チェックのために、端末ではなくて、ねっ転がる時間が長かった。手の計算も基本なねっころがってやっていた。(端末は計算機実験とワープロタイプだけだもんな。)腰痛にはねっ転がるのはいいので、その癖でついつい。。これはまずかった。これからは厳禁にしないといけない。

講義は、椅子を持ちこんで、痛みが走る前に座ることを繰り返し、何とかなったか。

最大の問題は、往復90分の這うような歩行をどうするか。自分で運転できるポータブルな車いすがあれば便利なんだが、見当たらない。