土曜日

学会発表の草案をつくる。うーむ難しい。これは大変だ。8月以降の話は喋らずに、動機と設定と結果だけでもどうまとめていいのか...。もっとも素直に作って、後は喋りの工夫で何とかするのが一番無難かというあたりに(今日のところは)落ち着いた。

科研費申請の季節なので構成を考え始める。うーん、まとまらない。

板倉・大久保・ささ論文(IOS論文)に関するやりとりで、"hydrodynamic description" に関するreview をやらないといけない気がしてきた。[IOS論文では hydrodynamics はやらないのだけど最後に少しリマークを入れる予定。] これは水分子から水の流れを記述するだけでなく、より広い概念であることは大昔から指摘されているのだけれど、理論的な考え方をひとつづつ議論できる簡単な例題を通してできることの確認、および、できないことの困難さの指摘、抱えている問題群の整理などかな。僕は文献の整理が苦手なので、関連する文献集をつくったりできないけれど。。もの凄くいい加減な議論があって、詳しくは Spohn を見よ... と書かざるを得ないのは酷い状況だ。(昨年ある賞を獲得したある有名論文のフレーズ。)いわゆる(僕が思うところの)理論物理が不在なままである。

昨日、事務の方と帰りの電車で一緒になって雑談をしていた。「資料をみる機会があったのですが、凄い数の委員をやっておられるんですね」と言われた。○○委員とか○○主任の○○を埋めるだけなら、同僚の中でも極めて多い方だと思う。ただし会議の数とか責任の重大さでは、僕よりハードなことをされている方が多数いる。数だけは多いこともあって、この1ヶ月は色々重なって、さすがに疲労が蓄積してきた。やや微熱気味か。ここで体調を壊すとアホなので服を着こむ。