金曜日

昨日、今日となんだっけ..。板倉・大久保・ささ論文の草稿を今日の正午までにお二人に送るのは絶対にしていたので、それだけは落とさないようにやる。何とか頭に思い描いていた最低限までの形になったように思う。

この論文、参考文献に Doi ('76), Kubo-Matsuo-Kitahara ('73), Kuramoto ('74) が引用されていて、かつ、21世紀に入ってからの論文では、Frederic (van Wijland)やGuilio (Biroli)やBernard (Derrida) ---夏の会議の招待講演者たち - のが引用されている。70年代の話は、本来既知事項のはずだが、KMK や Kuramoto の話は必ずしも正しく理解されているわけではないようだ。例えば、Gardiner 本でのサイズ展開の位置づけは完全に間違っている。70年代の歴史的遺産を正しくふりかえり、80年代のPeliti の見直しをやり、近年のややマニアックな技術的な論点(だが未来にとって有用な論点)を明確に消化するというスタイルをとろうとしている。中毒状態になるくらいに集中した余波かもしれないが、大変気持ちがいい。

パリティー11月号(10月中旬頃出版?)の「物理って面白い?」というコラムに僕の記事「ぼくにとっておもしろい物理」が載ることになっている。原稿は電車の中だけで書いたので、ほとんど負荷にはなっていない。が、著者校正で、200字程度の隙間を埋めてくれ、、という要請が今朝入った。もちろん、最初から字数は数えていたのだけれど、format が違うせいか、数え間違いか、隙間ができてしまった。仕方ないので、30分でやる... とやっていたら字数の調整に手間取って80分になってしまった。うーむ、スタイルファイルがあれば、そんな問題は一切生じないのに。とりあえず自分の失敗はおいておいて、スタイルファイルをぜひ用意してくれるようにお願いした。