水曜日

活力不足なまま、明日から平常日程になる。といっても、明日の木曜日は、駒場では月曜日なので月曜日の講義が入っている。なぜか、会議は木曜日日程なので、会議と講義がぶつかっていて、会議は休まざるをえない。

色々なことがペンディングですすんでいて大変よくない。研究は、この休暇を使って、K転移を考えれる限り考えたが、灰色としかいいようがない。ありそうな状況になると、大概、数値的にも怪しくなる。結局、交換MC がもっとも信頼できるけれど、系のサイズを大きくするのが大変なので、プロにまかさざるをえない。うーんん。

ローレンツの素晴らしい論文を思い出す。数値実験で「決定論的力学系の不規則時系列の証拠」を出すために何をすればいいのか。もし、同じ問題設定をたてて、同じ方程式を今の計算機で数値実験したとしても、あの美しい議論を自分が見つけれるとは思えない。いや、もし、できたら半端でない興奮をするだろうけれど。K 転移がもし本当にあったとして、それを見出すのは、同じような跳んだアイデアがいるに違いない。