金曜日

ちょっとばたばたしていて、朝最初のセッションをミスったが、バルクハンゼンノイズの話があったらしい。後からそれを聞いて「しまった..」と思ったが、懇親会のとき、たまたま名前をみつけて、「あなたの席はここ」と強引に太田君の隣に移動してもらう。

実は最初のセッション、中川さんとばったりあって話しこんでいた。昼食はひとりでとって考えぬいて、問題設定が僕的にはクリアーになった。夕方、僕の理解を中川さん、小松さん、お子さんに喋る。

大久保さん、板倉さんとやっている話題についてGuilio と喋る機会があった。(僕自身が完全に理解しているピンポイントだけ。)ふむ、、彼の期待していることはわかったが、、どうかなぁ。こちらも強いメッセージがあるわけではないので、難しいあたりだ。

懇親会は、フランス側ができるだけばらばらになるようにする。予想どうり、Guilio と Olivier と Fernandes が一緒に来たので、ばらばらに分割してGuilio が岩田さんの横になるようにうまく誘導できた。

講演:Culiandoloさん の話は、保存系でははずしていると思う。後で論文を見てみるけれど、僕の質問に対する彼女の答えを聞く限り、「正解」に到達しているとは思えない。(これは、90年代中旬の Bray らのPRL論文でも全く同じことで、答えを知って出したふりをしているだけ。この問題については、「出したふり」と「出す」の違いを僕は多分ほぼ完全に理解している。)Franz さんの話は、(僕の理解が)marginal. 階層モデルでの導出は信じるけれど、それと有限次元の関係がうまくみえない。そのあたりを段階を追って質問で問い詰めようとしていたら、途中で(チェアーの)宮下さんの質問で途切れてしまった。後で聞いてこう。

Karzakara さんの話を太田君に要約して話すと「かなりショックですね。負けてますね..。」との敗北宣言が出てしまった。うーむ。