水曜日

dresden会議終了。会議は、scope に書かれていたのと全くちがっていて、実質は ASEP, ZRP 関係が主流の会だった。(Spohn が組織委員からいつのまにか消えていたし。。)講演は、きっと素晴らしいのだろうけどよく理解できないものから、うーむひどいなぁ、と思うのまで色々。しかし、休憩時間がたっぷりあったのはよかった。参加者のうちで傍流に位置する人たちとの話は大変たのしかった。

各々の講演についてはコメントをしないが、Beate Schmittmann のだけ書いておく。NESS の特徴づけに関するproposal という、大変野心的なことを講演した。こういう話は僕らは死ぬほど考えてきているので、僕は、やや攻撃モードで質問にはいっていった。Karel がもっとぶちきれていて、より具体的に攻めていた。(Karel は普段は質問しない。僕は今回の会議では25パーセントの質問率。全く無理しない範囲で動いていたのでそんなものだろう。)ま、最後のパーティーでは彼女とも冗談をやりとりして笑いあったし、よいであろう。(なんか西洋人みたいな振る舞いだが、、)

学問以外の話。英語はなんとかせないけんね。短文、かつ、学術的ならなんとかなるが、長文、または、非学術的ならまったくだめ。自分でもわかるが、学術的なことでも、短文から長文にかわると、途端に言葉がでなくなる。ましてや、非学術的なことは大変苦しい。さらにいえば、集団で何かするのが苦手なので、食事を大勢で一緒にするのがただでさえ好きでない上に、言葉の壁は無茶苦茶高くなる。(3人が限界。)仕方ないので、なれるしかないか。。次のパリは4週間だもんな。

研究の話。Thierry Bodineau の講演でいっていた話題のひとつのイメージが自分の中で明瞭にできてきて、自分が次にしたい計算がわかってきた。で、「○○を考え始めて、○○という計算をしようと思うけれど、これって愚かなことか?」、、という質問をする。「その計算はした。Bernard(=スペルは不正確、Derrida のこと) が忙しいので、まだ論文にしていないけど。」ということだった。うーむ。ちょっと方針の最初の式をみたが、僕が思っていたのと少し違う気もする。折角だから、もうちょっと手を動かしてみよう。