月曜日

発表...。(下手英語なのに)早口すぎたか。Genova のときのようにゆっくり喋るのは難しい。長い休憩時間の間に色々と話をする。とくに、 Karel Netocny とは長い時間話をした。C. Maes の Ph D student だったせいもあるかもしれないが、精神性は参加者の中で一番近いのかもしれない。彼らの論文は一般に難しいので、なかなか論文ではわからないが、言葉で聞いていると何となくやっているイメージはわかってきた。論文読まないと。。。(最近の LD 論文も、核心部分は具体例で計算しないとよくわからんので、その具体例の計算があるのか、、というと、「今、やっていて、○○の結果を得ている」とのことだった。)

何人かの人と話をして思ったのだが、パリの10月会議では、Hatano-Sasa + Sasa-Tasaki + Sasa (LD) をうまく融合して喋るのがよいかな。2000年くらいに描いていた方向性に興味を抱く人の割合はそれなりにいるようだ。(全く難しいのだが。)驚いたことに、格子模型の研究している G. Schutz が Hatano-Sasa を認識していて、最近のreview paper に、"Hatano-Sasa relation" と 紹介してあって、しかも、話をすると、SST philosophy 的なことにも興味があるらしい。[ちなみに、Karel は、Hatano-Sasa も Sasa-Tasaki もよくしっていた。]

そのSchutz さんの最近の話は、Genova でのRosemary Harris の講演だった。それは、「ほとんど自明だよね」とThomas (Speck) と 話していたし、昨日も「かなりあたりまえに感じました」とストレートに Schutz さんに喋ったのだった。昨日、Schutz さんにだいぶ説得されて、今日、Rosemary に徹底的に説得された。迫力あるなぁ。日本ではみたことがない女性だ。(「よし、わかった。でも、その分類はこの複雑な数式表現にあるのですよね。それって直感的には説明できないでしょう?」というと、烈火の如く長い説明をはじめた。強すぎ。)