火曜日

avalanch論文(=太田論文)の preprint  公開。ひとことでいえば、”avalanchesにおけるべき分布は、動的相関(chi_4)の意味での臨界現象である”ということを明示的にみせた。avalanchesのべき分布 と動的相関の両方を理解している人には、限りなくあたりまえだが、動的相関がまだ一般的ではないので、ともかく見せた。(平衡量は不連続転移するので、通常の臨界現象ではない。)

動的相関における標準的な臨界指数をavalanches 現象関係で「はじめて」計算してみせたのだし、双方の業界で意味があるだろう。例えば、粉体実験でのavalanches (みたらいさんが連名に加わっている)なども先日公表になったが、これも間違いなく動的相関の意味での臨界現象であろう。