火曜日

見た目はもう平常に近い。ときおりでる咳にウイルスがはいっているので、外出は控えた方がいい、というお医者さんの指示を守って木曜日までは自宅にいる。大学の事務の方に連絡をとって、出張取り消し等の書類上の指示をもらう。stat-phys 登録をすませ、アブスト提出のスタンバイまでする。ちなみに、僕は、stat-phys に参加するのは、はじめてである。外出が嫌いな上に、祭り色が強い行事に高いお金を出して.... 参加する意義がなかった。今回いくのは、単に、僕が変わったから。何がどうかわって、何を目的にして、参加するのか....、いつかまた。

昨日録画しておいた「藍色回廊殺人事件」のビデオをみる。浅見光彦が、最初の殺人事件の被害者(設計技師)の実家を訪問してカセットテープをみつけるのだが、その実家のある集落の名前が、本では明示的に書かれている。わずか20軒しかない僕の生まれ育ったところである。うーん、あたらずとも遠からず、という感じだが、もちろん、わざわざそこでロケはおこなわれていない。もちろん、集落の名前もでてこない。パリにいっていたら、放送があったことすら気づかなかったから、これも何かの縁だと思ってみた。自発的にテレビをみるのも久しぶりだな。(僕の作業机の横にTV があるので、娘がTV をみると音がはいってくるし、つい、ちらっとみてしまうこともあるけど。)

さぁ、いよいよ活動開始。とりあえず、卒研論文と揺らぐフロントからかたづけよう。どうやら秋のパリでは、Derrida と一緒になるようだから、揺らぐフロントの話の優先順位を上にあげて、なるべく早く公開レベルにまであげよう。(板倉さんに指摘された計算ミスをなおす、、という地道なことからである。)