水曜日

仕事はじめ。冬休みに予定していた宿題をひとつ完全に忘れていた。追加の宿題がきていた。1,2月は能力を超えているような感じだが、それでも研究する時間を確保したい。

今、具体的に考えたい問題は、いわゆる練習問題の類で、さわっていくなかで面白そうなら研究として深めるし、つまらなそうならさっさとやめる。こういう練習問題は、本来、ご飯を食べるような感じでありたいのに、他の仕事がはいって、後回しになりつづけるのは、黄色信号のように思えてしまう。大きな課題を掲げて、他の人と議論をすすめながら、論文を書くことができても、自分自身が普段練習問題と戯れることができなくなったら、研究者としては引退すべきだと思っている。そして、僕は、とりあえず85歳まで現役研究者を続ける路線でいこうと決意した。

理論物理学者の旬は40歳までという説は、僕が学生のときに聞いた。それが正しいなら僕はもう終わっている。しかし、その定説は、20世紀の理論物理学に適用されるもので、21世紀の理論物理は、短距離走からマラソンへ種目変更するように、85歳まで走る人にのみみえるものでなかろうか。。。そう思って、僕はこれから45年間現役研究者を続けたい、、というのが、1月2日の講演の最後の方にいったこと。大きなこといってしまったが、まずは、今年1年現役研究者を続けることからだな。


Harada-Sasa regular paper の PR E 掲載受理の知らせを原田さんからもらう。よかった。これで、昨年投稿した分では、決定4、こちらもちひとつ、編集部もち3つか。まだおちつかん。