日曜日

朝、(ゆっくり)緩和系のFDR violation の表現を計算する。はじめて試みた2月上旬はさっぱりだせなかったのだから、たいした進歩だ。(といっても、だせることを確信した8月下旬に一度失敗し、昨夜も混乱した。)形式的な表現では、Harada-Sasa のような綺麗な形にまとまらず、どういう意味があるのかわからない。有効温度との対応もみえない。しかし、この表現を出発点にして、ゆっくり緩和系に個別的なことをみていくのだろう。

Paris 研究会のテーマはガラス(とその周辺)なので、FDR violation の話をすれば、緩和系の有効温度との関係については、どうせ質問ででるだろうから、2枚分のスライドを用意して、緩和系のFDR violation の形式的表現の結果だけ最後にみせることにした。Cugliandolo, Dean, Kurchan との関係もどこかでいっておかないといけないから、ちょうどよい。

そのあと、京都研究会の要旨の赤入れをする。Teramoto-Sasa の最終チェックをして、PACS を調べて、preprint server にup する。夕方から、Paris 研究会スライドの仕上げにはいるが、あと少しでおわらない。どうも、最近、予定した仕事を完遂できないことが多いなぁ。