木曜日

大槻君から「ひとくぎり」の話をきく。7月1日に問題設定して以来、結構な時間がたったが、まずは最初の壁をこえて、論文を書ける状態になった。論文かきながら、次のステージの格闘をゆっくり開始できる。こうして、よいリズムにのってくると色々なことがみえてくる。

みやまくんが「感覚的におかしいことがおこっている」と議論にくる。うむ、たしかにおかしい。原理的にはあってもいいのかもしれないが、今のモデルでは考えにくい。しばらく話をしていて、なるほど、わかった。僕も勘違いをしていた。自分の頭をふるにつかってあれこれ考えていると、自然と研究力がついてくる。 新しい発見というのではないが、こういう日常はきわめて大事だと思う。

有効相互作用論文の赤入れ。