火曜日

今週は、月曜日から木曜日まで休暇届けをだしている。今日は、15年間育った山の中にきている。庭でバーべQをしていたら、近所の人が「鮎をつってきた」ともってきてくれた。

大自由度Hamiltonian system の小さい部分系だけに外場をかけて非平衡にする状況を考える。素直な意味での定常状態はないが、環境が充分に大きくて、かつ、エネルギーをすみやかに散らしていくことができるなら、近似的な定常状態はあるだろう。そういう考察は難しいのだが、それはさておき、この世界におけるFDT violation に関して厳密にいえることを整理する。[もちろん、相関関数や応答関数は2時間依存になる。]実は、昨日 Nose-Hoover 系でやったのと算数上はほとんど同じである。(Nose-Hoover 系では定常状態がある。)そして、同じように、Harada-Sasa 的な式に到達する。。

昨日とちがって、考察している系が物理的なので、今日の結論は重要である。この厳密な式に対して、いかなる物理的条件を仮定すれば、Harada-Sasa がでるのか、あるいは、その物理的条件に意味があるのかどうか、という問いにつながるからである。

今日の話は、先週金曜日に寺本君から聞いたHamilton 系でのFDT 証明のもっとも素直な非平衡 への拡張に相当し、速攻でタイプしてノートをおくる。