土曜日

昨日の会議終了後から、先端拠点事業、新学術領域、某申請という3つのお金関係のメールをぱぱぱぱ送る。まだ全部終わっていないが、今日はもういいや。朝は大学にいっていくつかのものを取りに行く。年明けまでに事務仕事の他に、D論審査や論文赤入れなどがあるし、おまけに、数理研講演の準備もある。中々おちつかない。冬休みに読む予定にしていた書評本を読むのも難しいか。

ばたばたしているけど、1時間の隙間をみて、年明けにD論を出す横倉さんの話を聞かせてもらう。大分なれてきたとはいえ、まだまだ僕は素人なのでひとつづつ確認とりながらを教えてもらう。計算の詳細は分からないが、面白かった。例えば、微粒子の塊を溶液に落とすと、ひろがりながら一定速度でおちていく。そのマクロな時間変化から溶媒の温度が決まる - というのがアイシュタイン関係式のひとつの見方である。温度はそもそも分子運動を特徴づけるものだから、非常に非自明なことである。僕の言葉では、それに相当することをブラックホールの文脈でやっている、ということになるのかな。(これくらいならいいですよね、書いても。)そういう対応が明示的になったら凄く面白い。何にせよ、よく知っていることでも、全然違う見方で捉えれるというのは、脳みそをばしばし刺激してくれる。冬休みにブラックホールの勉強をしたかったのだが、時間とれないかとあきらめたが、やはり一応持って帰ろうか。

あと、出張中に海外から2件、議論メールがきていて、途中になっている。どちらも凄く面白い。こっちは僕が良く知っている(考え抜いたはずの)テーマなのだが、ひとつの理論のリフレッシュとして、もうひとつは実験の文脈として、あれこれ教えてくれている。集中して考える時間をどこかでとろう。

あぁ、しまった、日程調整メールを忘れていた。(こういうのは面倒でなぁ。)

事務的な件で探し物をしていたら、坪田さんが動画を公開していた。(87Mbyte) statphys でのダンスらしい 。坪田さんが既に公開しているし、ここに貼ってもいいか。年末だし、ひっそりと。。