月曜日

25, 26日の学部講義の準備:冬休みだし、クリスマスだし、学生はくるのだろうか。前回の恒等式に物理的解釈を与え、ミニマムな導入を仮定することで、「エネルギー保存則」と「発熱方程式」が同時にでてくる。ひとつの恒等式からでるので、論理的には両者は等価であり、流体の閉じた式として両方を(独立かのように)書いてしまうと理解していない証拠になる。[実際混乱するところではあるが..。]これでやっと、完全な流体方程式がそろったことになる。ついで、例題として考えたい非圧縮熱対流現象に対して適切な状況設定(仮定ふたつ)をすることで、ぶじねすく方程式を出す。(25日はここまで。)26日は、ぶじねすく方程式を解析して、対流の発生を理解するまで。この26日の分で計算があわなくて時間を浪費してしまった。本がないしな。。結局、25日分の最後にいらんことをやってそこで間違いが発生してしまっていた。(計算は最初からあっていたのに..計算間違いを血眼で探していた。)臨界レイリー数が1000のオーダーになるのはなぜか..とか少し面白い。

講義準備で予定外の時間を食ったので他のことがすすんでいない。伊丹論文をリフレッシュする作業を予定していたが、たったの3段落しかできなかった。論点が難しいし、まだ全体像を見切っていないし。(あと一歩足りていない感があるのだけど、それは論文書きながら論点をあぶりだして、叩きのめす方針でいいだろう。)