水曜日

おぉっと時間がとんだ。宮崎さんの集中講義があったが、質問タイム中に到着。僕のためにあれこれ工夫してくれていたらしいが、全く申し訳ない。。

伊丹君と火曜日に話をして、水曜日の伊丹君のノートで、多分やっと断熱ピストンの一部を自分の言葉で分かるようになってきた。例えば、(断熱ピストンの)平均場模型というのがあって、がりがり大量に計算すればピストンが動くのは分かる。関本さんたちのはそれを綺麗に現象論として説明する枠組みだけど、鮮やかすぎて、動くようにもってきている感が否めなかった。今回の伊丹君の結果では、動く機構がミクロな立場からも明快なだけでなく、その平均場模型なら、係数も含めて簡単に出せるようになっている。(もちろん、その理解を得るために、ピストンが動くことだけを示すのに必要な計算の数倍の計算をしているのだけど。天才なら数倍の計算なしにいきなり答えが見えることもあるだろうけど、普通は見えない。また計算量と大変さは線形ではなく、計算量が数倍になる問題になると、普通では答えまでいかなくなる。だから決して誰でもできる問題ではない。)この理解を踏まえて、かべをいじって向きを変える、、ということをしたいけれど、普通にはありえない。(ありえなさが自然に見える、ということ。)これはアイデアがいる。おりてこないかなぁ。

川口vsさがわ問題に、僕も参戦することになり、ノートを書きはじめた。同じ問題を考えているはずなのに、川口さんのノートと全く違うように見える。川口さんのノートも大体理解したので、これからすり合わせていく。