金曜日

学習院クリスティアン(まーす)がきて非公式な議論をする予定だった。体調も(だいぶ回復したけれど)おもわしくなく精神的にもしんどかったので、やめようかなぁ、、と思っていた。一旦、やめます、というメール原稿を書いて、別の対応をしていると少しだけ前向きになったので、「挨拶だけいく」というメールを田崎さんに送った。

結果的にはいってよかった。15:45分くらいについた。すでに色々な話をしていたので、それに絡んであれこれ。。ほーと思うこともあったり、ふーんんと考えたり、、。で、根本君とやっている変分原理の話の離散時間版と連続時間版の対応というマニアックなことを僕が聞いた。前者の理解が先月すすんだので、両者の関係をどう理解したらいいか、、ということを問いにして。技術的なことなどから順番にいくつかのやりとりがあって、

ささ「要するに、連続時間の表現の方が物理が深い、ということか?」

くりすてぃあん「そういうことだ。例えば、○○原理は離散時間だとダメなんだよ。」

さ「え、そんなことはない。離散時間での○○原理の成立は僕は確認している。」

たざき「それ、はやしさんとの..?」

さ「いや、違う。論文にはだしてない。確か2003年のノート*1かな。田崎さんには送ったよ。」

く「え?状況をちゃんと説明しろよ」

というので説明する。

く「そうか...。でもなぁ、離散時間だと□□の関係式は破綻しているんだよ」

さ「え?どういうこと。。」

というので説明を聞く。

く「これは面白いオープンクエスチョンだな。離散時間での○○の原理が成り立つ理由を何に求める?連続時間の場合だと□□の関係式があるからだけど。。」

さ「なるほど。確かに。。ぼくは汚い計算で直接確認しただけたしなぁ。」

く「お。それにだなぁ。これ面白いぞ。力学系の測度選択問題で○'○'原理があるじゃん。」

さ「あぁ。わかった。○’○’原理というのは、こういうことでしょ?それはもっともらしいと思うけれど。」

く「そう。でも、その証明ないんだ。ない理由は、離散時間で○○原理がなくて...」

さ「いや、あるんだ」

く「うーん。こうやって色々つながっていくと面白いなぁ」

いくつかの会話をはしょったり、ニュアンスが同じで言葉を少し変えているけれど、まぁ、大体そういうことがあった。でも、こういうのがあると、元気になるよねぇ。3時間だけど、楽しかった。

*1:帰宅して確認した。2001年だった。