日曜日

昨日後半の続きで、fluctuating boundary condition の話。先人の知恵を自分の言葉で理解するくらいまではできたかな。間違っているかもしれないが、それを検証しながら考える方法も見えてきた。もちろん、これまでのところは、論点整理だけで研究以前だが、論点整理できないと研究に入れないし。 当面は、この論点整理に沿って、正解を抑えるところからはいっていくんだろう。(10年前にやっていた話も結局はこういうこと抜きでは議論できなかった。何も見えないまま、ひたすら格闘しつづけた日々が、今の財産になっているなぁ、、。)

しかし、この論点整理だと、理論的にはもうひとつ面白くない。僕自身は研究に対して、見えないものを暴くような要素が欲しい。そうするために地道な積み上げが必要なことも知っているが、その先に探しているものの姿を夢想できないとつまらない。真実が夢想を超えているのは偉大なものほどそうだけれど、夢想すらなければ僕は研究している気がしない。

fluctuating boundary condition は面白いし重要だけどまだ夢がない。(SST project や artificial glass project は夢いっぱい..不健全で危なすぎるけど。large deviation project も健全性を保って夢がある。)それで、fluctuating boundary condition でありえる先の展望を見てみたが...まだよく見えぬ。ちゃうのかな....。ま、ゆるりと考えよう。