月曜日

2限の講義のあとで、2年生と特異摂動の話。普通の本に書いていないけれど考え方として大事なことを書いたメモを渡してあったので、それについてちょこちょこ話す。来年度の冬に、特異摂動の講義をする予定になっているのだが...、うーん。

昼休みに3年生がきて、nature of computation の話。それに関連して、これ解けないかなぁ....解けたら論文にできると思うよ、という冬休みの宿題を出す。(議論できそうな気がするんだが、気がするのと、できるのとでは全く違う。)ついでに、エントロピー力として長距離力を出すミニマム模型の可能性について、こういう予想があるんだけど示せないかなぁ、、という宿題も出す。(できそうだけど、手を動かさないとわからないか。。帰りの電車で考えていて、もうちょっと簡単な模型があるような気もしてきた。)来年度の冬の卒研でもいいのかもしれないが...うーん。

夕方、根本君に、最近僕が考えていたことを喋る。「バイアスされたアンサンブルの実験でのつくりかた」がなんとかなるかもしれない。本当かいな。(数値実験では、クローニングテクでつくるので、実験室実験ではできない。)ちょっと手を動かさないと見えないな。もう一つ、「乱流の間欠性ゆらぎへの新しいアプローチの可能性について。」おぉ、少し違った形で見えてきたかもしれない。本当かいな。

事務的な諸々も終わっていない。というか、処理すべきことの整理が終わっていない。(整理が苦手なので困ったものだ。)でも、こういう楽しい議論があるのはよいことだ。