日曜日

教科書書きに頑張る予定だったが、気力がでず、書けなかった。そういうときはあるのは知っているので、そこで無理はしなかった。しかし、これで、予定的にはきわめてまずくなった。

絶対しないといけないいくつかの件に対応した以外は、ごろごろしていた。色々な式を並べて遊んでいた。既知事項の別導出だったり、既知事項の別表現だったり、色々表に出した。特に、(右ゼロ固有状態である)定常分布を、変形した系の左固有状態で書くのは示唆的で、何かありそうな気がしてくるが、状態変数の拡張につながる新たな鍵は見えなかった。(そこの変形と素直な過剰量を議論するときにでてくる左固有状態の変形では、「変形する場所が」違う。平衡近傍だと一致しているので、その過剰量で状態変数を作れるが、一致しない場合、どうやって結んでいいのかの自然な原理が分からない。例えば、定常分布を左固有状態で書く変形系の力ともとの力と足して2で割ると、ポテンシャル力になって....とかは出せるけれど、ここには(実験で関わる)素直な過剰量はない。変形系を変分原理でかけるというNemoto-Sasa がちっとも使い物にならないから、ダメなんだろうな。