火曜日

朝起きたとき、ちょっとしたアイデアがあって、ちゃちゃっと計算してみると、凄く面白い。お、これだ、これを鍵にして色々なことが分かる、と色めきたった。先行研究がないか、あれこれ調べると、ふーん、、このあたりと関係するかもな。よし、よし。

が、「大体、こういうときは、間違っている」、という経験値を積んでいるので、「落ち着け。きっとバグだ。」と自分に言い聞かせる。他人になったつもりで、つぶしにかかる。まず、別方向から、「そんなこと、そもそもありえない」という指摘が入る。この時点でかなり危ない。しかし、全ての話が整合しないといけない。...結果、考え違いと計算違いの両方があって、それらをきちんと抑えると、朝の話は幻になった。着実な理解の進歩ではあるが、はぁ..。

これで予想外の時間をとったため、論文チェックは予定の半分までしかできなかった。細部を丁寧にチェックするステージにはいっているので、根をつめて時間がかかるわりに進歩の後が目に見にくく、苦しい作業である。(だけど、その作業をするに値するよい論文だと思えるので、この苦しさは、まぁたいしたことない。)

教科書1章分「ミクロとマクロ」のプロットは終了した。6節構成で今のところは満足できる案だと思える。(文を書くのは来週以降。)