日曜日

朝起きたときは、腰は相当に回復していたように感じた。しかし、できるだけ寝た方がいいと思い、論文の赤入れをしたり、査読論文を読んで完全に理解したり、来週のお客さんの論文を読んで議論の構想を考えたり、、をしていた。しかし、このまま休日が終わると、今週の予定が破綻するのは目に見えている。少なくともあれとこれをやろう。

第一に、とある委員会での仕事の文書作成。ちゃんとした文書ではなく、ずっと先に向けて、叩き台というか、思考の第0版のようなものを書きはじめることにしていた。ばたばたと締切に追われるのではなく、きっかけを書いて形にしておくと、締切のストレスがないし作業がスムーズになる。30分くらいで文書を作るつもりが、結構、難しい箇所があって90分かかった。。。

第2に、大学1年(熱力学)レポートのチェック。これも30分でぱぱーと見るつもりが、途中で少し考えたりしていて時間をとって90分かかった。(毎回返却しているせいか、提出量は、例年より多いかもしれない。)

普段の日曜ならこれくらいは、何ともないが、休みながらとはいえ、合計3時間の机の作業は少しこたえた。夜になると、やはり腰が重くなって左右のバランスを失った状態になった。

難しいもんだ。何もしなければ、完治に向けて大きく前進したかもしれないが、それではバタバタする。平日に余分の3時間をとるような余裕はない。(まだ各種メールや事務手続きやら全くできていない案件がいくつもある。)その一方、この3時間を使ったせいで、完治が遅くなったかもしれない。いつものことながら、バランスの見極めが悩ましい。各種メールやら事務手続きのうちいくつかは、秘書さんがいれば何とかなることなので、考えた方がいいかもしれない。幸いなことに研究費はそれなりにあたっているので、捻出できないことはなさそうだし。。。(ただし、そういう環境を整える準備が大変で、その面倒のために、結局、全ての事務的仕事を自分でやりつづけているのだなぁ。。)

ばたばたしても、今週公開予定の自分の論文だけは、バージョンをあげた。どこから見ても中途半端な研究なので、プレゼンに難しいところがある。しかし、誰もが考えていない方向から切り込んでゼロでないのはとってきている、というのは、自分では気にいっている。