木曜日

緒方さんのセミナー。あれは1999年の6月28日、集中講義に緒方さんが来ていて一言、二言会話した。(Lieb-Yngvason 公理系に関する鋭い質問だった。)時は流れて、2年前のパリまで、会う機会がなかった。同じ非平衡でも作用素代数のは途方もないから。(若いときに、B-Rを図書室で借りて冬休みに読もうとしたことがあったが、枕にしかならなかった。。)縁があって、4月に駒場理研究科に准教授として着任されたので、「ゆるやかな交流をもとう」シリーズで、セミナーをお願いした。量子系のLDは話を聞くのが初めてで、初歩的なところですぐにわからなくなったけれど古典との自明な差をちゃんと抑える。それを踏まえて、主張がどこまでいえているのか、、までは理解した。コーヒーを飲みながら、非平衡関係式の諸々の位置づけの話になって、議論がヒートアップしかかったところで、所用で解散。勿論、様々な立場があるのを理解しつつ、それぞれの立場での位置づけをきちんととっていきたいので、また話を続けましょう、、、ということに。

食後に加藤さんとすれ違って、あれこれ。うん、来週、第2弾を開こう。加藤研/ささ研合同討論会っぽくなってきそうだけれど、まぁ、気負わず、お互いに知りたいことを順次勉強していく立場で続けるだけ続けよう。