木曜日

からだがものすごく重い。昨日の調整は失敗か。

夕方、駒場の講師以上が全員集まる(はずだが、全員きたら部屋にきっと入れない)教授会にいく。所用でいけないことも多く、優先順位は高くない。行っても、赤入れをしたり、本を読んだりしながら、議事を聞いているだけで、発言することは全くない。このあたりは他の会議とは違うし、それゆえに優先順位も下がっている。しかし、本来、重要なことの最終決定はこの会議にあるので、ないがしろにしてはいけないのは正論だ。また、発言してはいけないのではなく、学部方針に対して異議があるなら、原則的にはそこですべきである。(そこで言わないで、陰でいうのは意味がない。)この会議のことをわざわざ書いたのは、着任以来初めて、はじめてそこで喋ったからである。座ったまま喋ろうとしたら、「立って、立って...」と横から声がかかった。(どうもそういうシキタリがあるらしい。それすらも知らない。)とある提案を代理で喋るだけで、もめる要素が全くない気楽な仕事だが、もらっていた資料に手をいれて原稿をつくって臨んだ。我ながら初々しい振る舞いだと思うが、小心者だから仕方ない。

会議が終わって、仕事にとりかかる予定だったが、馴れないことをしたせいもあるのか、疲労度が一層増し、まともなことを何ひとつできずに退散した。