月曜日

休日に交付申請書を書いた。行間があくときの対処だとか、請求額は直接経費と間接経費の合計だとか、、渡辺さんの日記で色々助かった。それでも、大学のMac で作業してプリントアウトしようとすると色々崩壊してしまい、結局、院生室のwindows でやりなおして、、そしたら最初に作業していたのがなくなってしまい、あたふた直すと間違いだらけで、折角提出しても、「すいませんが、作り直してください」と則アウト。なんだかんだと膨大な時間をくった。文章を書くのは大した手間ではないけれど、周辺の時間がかかりすぎる。自分の無能力さもあるけれど、何とかならんかなぁ。。

帰宅後、レプリカ交換MCのプログラムを探す。全く整理していないので、どこのdirectory になんというファイルであるのかわからず苦労した。exp/chaos/mc というdirectory に埋まっているのだから見つけるのは大変なはずだ。しかも、ソースが exlan26.f という何の暗号か、、という名前だもんな。(exlan26 の ex が交換mc の交換だろう。)

レプリカ交換使って、BMの平衡アンサンブルをつくる!できるかな。。時間の隙間に何やらかんやらするはうまくなったので、何とかする。

ところで、このあたりでBM模型の説明を書いておく。例えば、蜂の巣格子上のBM模型とは、ひとつのサイト上に粒子がたった一個だけおける格子気体の一種で、ある粒子の(蜂の巣だと3つある)最近接サイトには粒子は高々ひとつしかおけない。--- それだけの統計力学模型である。熱力学としては、密度をパラメータとしたときのエントロピー(状態数の対数)があるだけ。この模型をランダムグラフにのっけると「ガラス的な転移」が全て計算できる。その有限次元版に転移があるかどうかを見ようというわけである。

この模型は、最密充填密度も非自明である。今のところの個人記録は昨日見つけた充填の仕方で5/9 。初期の頃に絵を書いているときは、1/2 を超えれなくて苦労していた。
アニーリングの計算機実験では0.53 までいっている。ただし、これはサンプル平均をとっているので、最高値はもう少し上だろう。計算時間は20分たらずの遊びレベルだけれど。レプリカ交換が動くとどーんとあがると期待。手の計算も計算機にまけないようにさらに改善する予定。。