金曜日

「○○に手をだしてはならぬ。」という有名なフレーズが頭に響く。そうだなぁ。手で触り始めて3日目で、レプリカ解析をやってはいけない気がしてきた。(○○に当てはまるもの多数。80年代後半のCML (僕は論文を一枚も書いていないけれど、実は結構いじってしまった。)とか、最近だと SSTとか(僕がいじるのはいいけれど。)レプリカ関係でまだ色々とそそるものはあるのだが、ここは誘惑を断ち切って、敢えて少し違ったところからイジルことをこれを書く寸前に決める。もちろん、そうはいっても、きっと80年代中盤にやりつくされているだろうけれど。

しかし、この問題について不思議なくらい無知であることを自覚した。僕がM1 だった1986年、高山さんが基研にいて、Parisi のセミナーがあって、僕もとりあえず参加はしていた。そういう意味では近かったのだけど、なぜだか自分でレプリカをいじる機会がなかった。(そういえば、その当時、基研で真木さんのセミナーもあった。学会誌を見てはじめて高山さんと真木さんの関係を知った。Parisi のセミナーも真木さんのセミナーも参加者は10人以下だった記憶がある。同じ頃の益川さんの講義が4人くらいだったからそんなもんか。)