金曜日

sasa33412008-11-07

大槻さんが来られたので、右図の絵を見せて、あれこれ議論してもらう。2次元(bi-disperse;ratio 1.4, 50:50)でjamming point に近づくときの「臨界に近い状態」のようす。4000粒子。粒子の重心位置でみるとjamming point でおおきな変化はない。contact number でみると不連続転移している。圧力は連続的にたちあがる。こういう系の臨界状態をつかまえるための工夫があれこれなされているが、僕たちは、もっとも単純な設定で数理的問題につながっていく可能性がある量に焦点をあてている。僕たちの路線での攻略はそんなに悪くないという視覚的なアピールにはなっている。この絵を体積ぶんりつをかえて並べると、「臨界状態」へ近づくことがみえる。相関長の増大も明らかになってきたが、残念ながらまだ綺麗な定量化には少し足らない。