日曜日

休日。(いつかの時点での予定どうり)水曜日に発表だったら落ち着いていないだろうけど、運よくというか何というか、睡眠もしっかりとれて、気分的にも楽になっているので、アムステルダムにいくことにした。(ライデン駅からアムステルダム駅までは30分くらいだった。)朝食のときにJack さんと話をしていたら、Jack さんもアムステルダムにいくとのこと。博物館がいいよ、、と教えてくれたが、その時点では何も予定をたててなかった。

トラムに乗るための切符売り場を探しているときに、大麻吸引者と会った。噂にきく甘い香りが横から流れてきた。(全く知らなかったが)大麻はオランダでは(半?)合法らしい。(道端ではダメなんだろうけど、ルーズな部分もあるのだろう。)

ゴッホ博物館にいった。格別に好きなわけではなかったけれど、まとまってみると非常に面白かった。とくに、没1年前に気楽に書いたようにみえる風景画になぜか妙にピントがあった。きっと有名ではないから、レプリカ売ってないかなぁ、と思ったら、あったので即買った。ポスター入れに入れて持って帰ろう。(僕が無知なだけで、有名なのかもしれない。)太田君と「パリ時代は最先端研究所でポスドクしていたようなものかな。」とか、「アルル時代は新しい潮流をつくろうと勝負にでていたのかな。」とか、...絵を見ているのか、絵の背後にある人生を研究者人生にマップして見ているのか。それでも、胸ときめく絵に会えてよかった。

国立博物館にいった。レンブラントにはもっと興味がなかったけれど、ふらふらあるいていると、最後の「夜警」の展示場所に来てさすがに圧倒された。これは凄い。静から動へ、単数から複数そして大自由度へというふたつの流れの合流で、静的1体系から動的多体系への飛躍だ。大自由度での動きを表現するための、光の使い方や構図は見ればみるほど楽しめる。これは生を見ないとわからない。