金曜日

A0ポスターの印刷。うむ...印刷すると、(当然だが拡大されて)、塗り際の甘さや処理のずさんさが目立つなぁ。そうか、しまった。次回は、もうすこし時間をかけよう。

ライデンに向けてあわてて資料を調べていたら、spinodal 点近くの緩和現象は、70年代にとりあげられていることに今さらながら知った。時間変化のグラフとか同じやん。あわてて解析をみる。自明な部分以外は、間違っている..というか、論旨が錯乱している。でも、MF-spinodal の場合、相関長の発散の指数は、1/4 が基本値というのは正しい。[僕たちの理論の最新版では、MF-spinodal の相関長の発散の指数は、凍結側が1/4, 緩和側が1/2になる。(のびのびになっているけれど、10月くらいには公開?)ともかく、自分たちの論文でも、このあたりの話をちゃんと書くべきだと認識した。]

ちなみに、その研究シリーズの最後の方の論文の最後の節で、deep quench の話をちらっと書いてある。70年代末から盛り上がり、80年代に進展した、秩序化過程のまさに萌芽に相当するのだろう。僕が学生のときは、spinodal は、秩序化過程の文脈でしか聞いたことがなかったし、歴史を調べるほどには勉強しなかったので、70年代の話を知らなかった。