金曜日

太田君の振動子多体系:きわめて古典的で単純な”集団引き込み転移”を対象にしている。ただし、各振動子が興奮素子のタイプ。各素子が丸い振動子の集団ひきこみ転移で揺らぎの発散の有無の議論は80年代後半に議論された。(平均場でも)理論的には色々と難しいことがあって、僕は完全にはフォローしていないが、直感どうり臨界揺らぎがあるという結果だったと思う。それに対して、興奮素子の集団振動では、揺らぎの性質は議論されていない.. とうか、通常の秩序変数では臨界揺らぎなど想像しにくい。ところが、動的事象の相関をみる立場では、臨界ゆらぎがあるのでは... というのが、当初の予想だった。(発火の共同的連鎖反応... みたいな。)予想どうりとんとんとすすんで理論をさっとつくれば、それはそれでいいのだが、最初のイメージと違いながら、それでいて建設的に発展して自分たちが賢くなるのが一番いい。今の様子を教えてもらうと、そういう意味でよい感じですすんでいる気がする。うむ、どういうことだろう。振動子の気持ちは、まだよくつかめない。

非平衡系のシャノンエントロピー:次の手をうつための軽い手計算をはじめる。何かおかしい。どこかで誤解している気配がある。関連して、次の次あたりの話をみやまくんとする。

僕はビデオやデジカメの操作もあまりできない。だから機器関係のトラブルがあると半なきになる。謎の現象で時間をくったため予定していた仕事をすすめる気力がなくなり、いくつかの仕事を明日に先延ばしにした。(結局、謎の現象を理解しないまま、シャットダウンして同じことをくりかえしているうちにうまくいきはじめた。そういうもんなんだろうけど。。)

こういうときに限って電車トラブルで蒸し暑い電車に長時間閉じ込められたりしている。