水曜日

笹本さんところであった、Cristian Giardina さんのセミナーにでる。bulk-Hamiltonian 系+境界-ランジュバンで厳密解析できるモデルを提案して、エネルギー揺らぎを計算する、、という話。僕には前半部分の熱伝導全般のレビューが長すぎて、とばした後半部分の細部がよくみえなかった。(モデルと解析の鍵の雰囲気は理解したが。)参加者の多くは後半部分をすぐに理解できる人たちだろうから、バックグランドを説明しないと問題意識を共有できないと判断しての構成だろう。後で論文をみせてもらったら、あぁ、見覚えあるけど、打ち出してなかったやつだった。

聞けば、有限次元スピングラス模型のUltrametricityの(強い)数値証拠をつかんで東工大に来ているらしい。(今日のPRLに出版されたらしい。そのニュースも聞いたことあったっけ。実際は、デリケートだと思うけど。)

... と、今、これを書きながら著者をcond-matで調べると、げぇ、非平衡格子模型でLarge deviation の数値計算した人ではないか。僕らも福島さんから学んだ計算アルゴリズムをもっていて、何しようか、、とおいていたら、計算できるよぉーという論文がPRL にでてちょっとびっくりしたのだった。あとでメール書いておこう。