金曜日

一日全休の届け出をだして、中学総体女子バレーにいく。都合よく(市の総体から数えて)今日までの8試合すべてを観戦できた。明日の試合に勝てば関東大会出場だが、もう結果はいいだろう。春の大会では精神的な弱さばかりが目についていた。総体も途中までそういう感じがあったのだけど、ある試合を境に粘りがでてきた。

もうちょっと飛べたら、もうちょっと反応がよかったら、もうちょっと体力があったら...とか、ないものを考えてもろくなことはない。今の自分たちができることをそのまま発揮したい。こどもたちにとっては、十分に出しきれなかった力をだせるようになったのはずっとよい経験として残ると思う。[試合にでているこどもたちだけではない。色々なレベルの応援の後押しの力を応援する側もされる側も感じたと思う。]

研究者や院生にとっての、研究生活も全く同じ。もうちょっと頭が回ったら、もうちょっと計算ができたら、もうちょっと議論ができたら... とかを意識しはじめるとろくなことにならない。自分ができる範囲で自分の能力をうまく発揮したい。僕が自分自身にも言い聞かせつつ、院生たちにもいっていることでもある。もちろん、言葉で書くほどに簡単なことではなく、経験をつみながら各個人が実感するしかないのだが。