日曜日

朝、大学院講義の準備。 大学院講義情報 も更新する。もっとも時間がかかった。例によって、時間がかかったときは、内容が貧弱だと自分が思うときである。線形応答理論の現象論パートの総まとめなので、内容的には有意義だが、「整理」しただけなので、盛り上がりにかける。また、時間がかかったのは、明日は全く触れない裏の計算の部分だったりする。

係数2やら規格化やら符号やらで混乱した。この手の話は、暗算ですっとばすときには確認をいちいちとらなくてもあっているのだが、手でちゃんと計算するといわゆるミスが紛れ込んで合わない。この手のミスはいつまでたっても苦手意識があってよくない。(だから手計算は嫌いである。数値計算も嫌いである。最近は、数値計算の方がミスが少ないからまだ抵抗感がない。)手をつかわずに頭ですっとばしてする計算は好き。単純に気持ちいいから。

FDR: 紙に証明を書き始める。うーむ、できると思っていたことができん。考えている命題は三つで、どれも成り立つ証拠はあるのだが、ごちゃごちゃせずにストレートに示したい。ひとつはOK, もうひとつが見えたつもりがまだ示せない。もうひとつは(線形応答領域ですら)全くみえない。... 困ったな。