金曜日

FDR violation: 大体、勘がもどってきた。まず、先日ここに書いた問いに対する答えは、「わからない」である。実は、原田さんから即攻で難点がメールで送られていたのだが、そこはまぁいけるアイデアがあってすすんでいた。が、結局、混乱しつづけた。線形応答レベルでも、そっち筋からみると「相当に奇妙なこと」がおこっているようだ。(具体例とかでみたら、たしかにおこる。)

この問いの答えは白紙だが、FDR に関する諸々を頭にリロードするという目的は達した。(まとまった時間はほとんどとれないままだったが、この目的を達したのは大きい。)時間反転対称性の使い方や、色々な「拡張FDR」の関係などがみえてきた。ノートを書かないといけないけれど、さて、その時間をどこに見つけようか。。。

鹿児島学会の続き:空間1次元系の場合の相関長の指数がまだ現象論レベルだったのをちゃんとした計算にレベルアップしたい。岩田さんがやっていることを聞きながら議論するだけしか時間がとれないけれど、これも頭にすこしづつ問題がおちついてきた。(あ、水曜日に見えた、、と書いたのは、幻だった。ま、よくあること。)ふむ、絶対に計算できる類の問題だ。このあたりでちゃんと計算できないようでは、ガラスのミクロからの本格的な解析など手も足もでないだろう。。

しつこくベーテ格子上のジャム転移の動力学。解析できるとしたら「これ」しかないよなぁ、、と、たぶん。「たぶん」を岩田さんがとっているはず。

みやまくん、太田君ともに、論文の最終過程で難航している。出すからには本人たちの努力の範囲で最大限に納得するまでに手を入れるのを原則にしたい。だから、徹底的に粘る。

statphys (Genova)のプログラムがきた。最終日だから、ずっと落ち着かないが、まぁいいだろう。Speck の直前でよかった。向こうはやりにくいだろう..と思う。(こちらの知らないネタがあるのか?なければ、僕の話に含まれてしまうが...)