火曜日

13年目の熱力学講義。今年は、過去2−3年とはマイナー変更しながらすすんでいる。今年3回目の講義だが、(いつものように)5分前にいってもその時点で席がほぼ埋まっている。5分前時点の出席者数は増えているのでは。。これは過去になかったことかもしれない。

あの教科書、大幅に書き直したいな、、。全ての概念を初等的、かつ、操作的に構築していき、物質の個性たる熱容量と状態方程式から、内部エネルギー、エントロピー、自由エネルギーを順につくっていく路線はそのままだけど、説明の仕方が気にいらなくなってきた。

講義が終わると汗だくなのはいつもと同じ。疲れたままに呆然と歩いていると、偶然、昨年の熱力学講義の受講生とあった。「○○さん、こんにちわ」と声をかけると、驚かれてしまった。(ま、確かに、名前まで記憶する学生はそう多くはないが....。)