月曜日

誰もがそうだが、論文書き、計算、アイデア練、のバランスをとるのは難しい。研究外の仕事をこなしたあとの細々とした時間に対して、論文を書いたらいいのか、計算をすすめたらいいのか、アイデアを練ったらいいのか、、時間割りをきちんよつくろうとすると息苦しくなるし、かといってなすがままにしておくと日常に埋没してしまう。

いくつか学んできたことがある。(i) アイデアを練るのに、時間をかけてはいけない。チャンスをとらえる意識をもつことと、逆に、締め切りを意識してひねりだす感じをもつことの両方がいい。時間をかけるのはよくない。でないときは、何をしてもでない。どうしてもでないときは、締め切り感覚で、当面の妥協案くらいをでっちあげて早々に立ち去る。(ii) 論文書きは、「緩急」と「粘り」が大事。すばやい草稿とゆっくりした推敲。時間をいとわずに淡々と向かうこと。(iii) 計算は、アイデア練と論文書きの両方の側面がある。論文書きと似たところはその感じで、アイデア練と似たところはその感じで、それぞれ切り替える。

1日や1週間の中では、基本的には、いくつかの仕事を混ぜたい。論文書きにいきづまったら、さっと計算に乗り換えるとか。その一方、ここぞ、というときには一日まとまって使うのはいい。

しかしながら、実際に実行するのは、簡単ではない。とくに、色々な意味での「切り替え」が難しい。ついついダラダラと尾をひいてしまう。僕は不器用なので、「切り替え」が苦手だった。それでも最近、多少ましになってきたのは、工夫をしてきているからで、その工夫とは、、、。あぁ、もう眠いので、続きはまた気がむいたときに。