土曜日

飛び道具なしで、もっとも愚直に式を書く。うーん、この項が「6」という整数になるのだよなぁ。。愚直には、線形演算子の全固有関数の情報が必要で、そんなもの計算できるはずがないではないか。しかし、「6」なんだから、計算できてしかるべきだよな。。そもそも、この「6」は、別の項の「−6」と対になって欲しいので、これが対になる理由がわかるのが当面のゴールである。物理的なことを考えて、あれこれ技巧を使ってきたのけど、そういうのを捨てて、問題を素直にみて何かみようとしたのだが、不思議さがますばかりだ。ええい、くそ、なんのこっちゃ、、ええい。と、のたうつ。結局、今日、絶対やる予定だった、本の校正は明日に先送ってしまった。今日は趣味に使ってしまったので、明日は、TO DO をこなさないといけない。

深夜になって、びっくりする。上の問題と直接は関係ないけれど、類似の問題(揺らぐ反応拡散系でのフロント伝播)について、レビューをざっと眺めていると、Novikovの定理、が使われているではないか。ほげ....。これ、僕は名前も定理も知らなかったけれど、Harada-Sasa の拡張版を証明する道具として、(Narayan たちに)使われているのだ。(Novikov の定理に近いのは、昨年の夏の個人ノートで書いていたはずで、それは発掘すればでてくるだろうけど。)なんのこっちゃ... こんなところで関係するのか?算数だけなのだろうか。Harada-Sasa はFDR violation に伴う恒等式だが、揺らぐ反応拡散系で、同種の構造があるのだろうか。もし、上の段落で書いた「6」と「−6」の対が本当にあるなら、ある種の恒等式が存在することを意味しているのだけど、ひょっとして、それが Harada-Sasa と関係していたら、面白いではないか。(ちなみに、昨日書いた、HHS 形式は、僕らがHarada-Sasaに最初に到達するときに必要だった形式なので、もし、そうなったら、夢は正夢になる?)