土曜日

朝6時おきで外出。あいている時間で、講義の準備をするも、うまくリズムがのれない。基礎的(初歩的)なことほど的確に説明するのが難しい。例えば、マクロに測定される「応力」とミクロに定義される「運動量流速」の関係の説明とか、何を前提としているのか、すぐに混乱する。(まだひとつ核心を自分で掴みきれていない気がする。)レオロジーに関するはじめての講義だし、最初はやはりうまくいかない部分が多いかもしれない。

外出は、(各地方大会予選のあとの)千葉県中学バレーボール大会の新人戦にいってきた。バレーそのものをそれほど知っているわけではないけれど、チームのつくりかたを観察していた。筋力、運動能力、技術力、チームプレー力の重点のおき方の学校毎のばらつきが面白い。(普通のチームは、万能ではない。)また、緊張した精神状態にしているのと、できるだけのびやかにしようとしている違いもある。監督の意向と選手集団の力量の関係から決まるのだろうけれど、なんだか、研究室運営に似ている気がする。

しかし、中学生が一生懸命やっている姿は、いずれにせよ気持ちがいいものだ。