金曜日

Hatano-Otsuki-Sasa 論文  公開。21世紀に入ってから書いた論文の中では、もっとも「力を抜いて」書いたものかもしれない。Otsuki-Sasa を容認できる人は、へぇ面白いやん、といってくれるだろうけど、Otsuki-Sasa を認めない、あるいは、それにピントがあわない人は、実験結果は面白いけれど理論は信用ならんのでダメ! という感じだろうか。査読報告を見るのが楽しみである。[と、暢気なことを書いていたら、波多野さんが web に「理論はこれからである!」、という旨のことを書いている。粉体のレオロジーの統一的記述という点からは、まったくそのとおりで、論文に書かれていない部分については、わけがわからんことだらけである。]

論文"divergent fluctuation at saddle connection bifurcation" (仮題ver.3) の草稿完成にむけての作業をすすめる。岩田さんの書いたintroduction を徹底的に書き直して、introduction はver. -2 まできた。[と、暢気なことを書いていたら、岩田さんから草稿案へのコメントがきた。(言葉を僕風に言い換えると、)「おかしな構成になってしまっている!」ということだが、たしかにもっともだ。うーむ、ver. -3 まで後退だな。] 来週、木曜日までに論文草稿 ver. 0までもってくるのが目標。

Iwata-Sasa I の査読者への返事の手入れ。13項目の質問に対する回答を丁寧にみる。草稿ははるか前にできているが、すぐに編集部に返さずに、ちょくちょく見ていた。来週火曜日に再投稿の予定。

Otsuki-Sasa の査読者への返事。大槻君の原案を眺める。僕の作業は週末。

あ、Nakamura-Sasa 論文は1週間前くらいにPR E に受理されたのだった。