金曜日

χ_4 問題:朝おきて、昨日の路線はまるでだめだときづく。とりあえず定理1のほかに、注釈という形でひとつ主張をいれるのがいいかな、、という話を岩田さんにしているときに、定理1の物理的弱さが気になるのでむにゃむやという話の流れで、気がついたら別の路線の計算方法に到達していた。3時間くらい検討してまだぽしゃっていないが、どこまで綺麗に計算できるかは時間切れ。綺麗に計算できるなら定理2にして論文にいれこんでしまおう。これは、岩田さんにまかせて、僕はまずは静観して、この休日は、定理1の証明をちゃんと書こう。(証明といっても不等式評価がちゃんとある数学の証明ではない。)

Otsuki-Sasa: JSTAT に再投稿した査読がかえってきた。MCT, p-spin glass とは別の新しいアプローチとしての意義をきちんと評価してくれた上でたくさんのコメント・質問がある。もうひとりも、やや不安、抵抗を感じながら、一定の意義は認めてくれている。なんとかなるであろう。 ちなみに、今日、ついに大槻君から、ミクロモデルからの振幅方程式の完全導出ノートがきた。計算は大変複雑だが、物理的にもいくつかの点で微妙なことを含んでいるし、この次の展開にすすむためにこの計算は突破しないといけないので、僕も全部フォローしないといけない。(今日まで僕はノータッチで、大槻君がこの複雑な計算をひとりでコツコツやっていた。)

今年度は、Iwata-Sasa と Otsuki-Sasa のregular paper を書かないといけないが、これらは結構な量になるのは間違いない。どちらもPR E 印刷スタイルで20ページを超えるであろう。Otsuki-Sasa は大体上限の想像がついているが、Iwata-Sasa がどこまで膨らむかは想像すらできない。(今、頭の中にあるプランを全部遂行できると)、下手をすると40 ページになる可能性もある。今やっているχ_4 の話は、ガラスを前面にださすに、J. Phys: Math あたりか。。実際、解析はガラスガラスしていないし。コンパクトにまとまれば、PRL でガラス以外をうまく選んでにだしてもいいかもしれない。レターでガラス業界と喧嘩をするのは今のところ無理。