水曜日

宮崎さんから、最新のpreprint を送っていただいた。(cond-mat/0605733). MCT を拡張して、動的相関長の発散の指数を計算したようだ。大変素晴らしい結果だ。(まだ精読していないので詳細はおってない。)Iwata-Sasa II は、これに喧嘩しないといけない.... かと思うと、かなりまいる。競争するなら、敵の山が高いほど、より意味のある結果に到達できる可能性もあるわけだけど。そういえば、shear thinning 指数の結果を仙台の学会の休憩室で宮崎さんから聞いたときも衝撃を受けたのだった。(これは、Otsuki-Sasa で後攻めでもなんとか勝負できる状態になってきた。)

相加性原理:山のぼりをはじめて、小さな藪を抜けたところを頂上と勘違いしたりしていたが、実はまだ頂上がどこら辺にあるのか全くみえず、かつ、迷子になってしまい道までなくなってしまった。そろそろ天候も悪くなってきたので、麓にひきかえさないと危ない。そういう感じ。(consistencyが確保されないと話として破綻している。何か試行するたびに、計算間違いや勘違いがあるのは当然なのだが、都合のいいように間違ってしまうのは悪い癖だ。) 結構今日はしょげているが、こういう日を繰り返さないと真に新しいことには中々到達できない。